過去のアンケート集計結果
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2002年夏のボーナスの使い道に関するアンケート
「魅力ある商品作り」が急務に
(「INDICATOR」2002年7月号掲載分より抜粋)
調査期間:2002年6月13日〜6月18日
有効回答数:1,642件
回答者の性別:男性 53.3% 女性 46.7%
回答者の年齢:20歳未満 0.1% 20〜30歳未満 39%
30〜40歳未満 46.1% 40〜50歳未満 13%
50歳以上 10.4%
パソコン導入時期:1年未満 1.0% 1〜3年未満 21.7%
3〜5年未満 19.1% 5〜10年未満 29.3%
10年以上 28.9%
BCN総研では、夏のボーナスの使い道に関するアンケートを実施し、PC及びPC関連製品の購入意向を探った。その結果、PC関連製品の購入意欲は22.8%と前回冬のボーナス調査時に比べ4.5ポイント減。また、「購入の予定がない」理由では「予算が少ないから」が35.7%とトップとなり、ユーザーの厳しい経済状況を裏付けた。一方、世帯ボーナス受給額「100万円以上」の高受給者層における「購入予定がない」理由は、「今は特に欲しいものがないから」が46.1%でトップとなり、一部層では潜在的な需要にも乏しいことが明らかとなった。厳しい環境下ながらも、魅力ある商品作りは急務であるといえそうだ。
●PC関連製品「購入予定あり」は前回比5.1ポイント減少
まず今夏の世帯ボーナス受給予定額を聞いたところ、「50万円未満」が52.7%と最も多く過半数強を占め、次いで「50〜100万円未満」が36.2%、「100万円以上」は11.3%を占めた(図)。また、昨年のボーナス受給額との比較では、「あまり変わらない」が46.8%と最も多く、「下がった」は45.9%と、9割以上が昨年同等またはそれ以下となり、「あがった」はわずか7.3%であった。PC関連機器の購入意向は、「予定あり」が22.2%と、昨年冬時点の調査(購入予定あり27.3%)と比べ5.1ポイント減少し、昨年夏(同29.2%)と比べ7.0ポイント減少した。また、「昨年受給額との比較」別に購入予定を見ると、ボーナス受給額の減少にもかかわらず、PC関連製品を購入する層(受給額が「下がった」層の21.5%)の存在が確認された(図)。
●購入予定は「デジタルカメラ」がトップ
購入予定の製品は、「デジタルカメラ」が23.4%でトップ。以下、「デスクトップPC」(22.0%)、「ノートPC」(20.3%)、「インクジェットプリンタ」(14.6%)と続く。昨年冬時点の調査と比べると、「デジタルカメラ」(昨年冬17.0%)や「インクジェットプリンタ」(同9.1%)といった周辺機器のポイント増が目立つ。購入予算は、1〜5万円未満価格帯と、10〜25万円未満価格帯にそれぞれ回答者数のピークが二分した(図)。PCを中心に購入するユーザーと、周辺機器やソフトなどのPC関連製品のみを購入するユーザーに分かれたものと思われる。
●厳しい環境下ではあるが「魅力ある商品作り」の必要性高まる
最後に、PC関連製品以外の夏のボーナスの使い道を訊ねた。その結果、「貯蓄」が51.9%、「生活の足し」が44.3%と、この二つの用途が突出しており、消費者の財布のひもは依然として堅いといえる。世帯ボーナス受給額別に見ると、「100万円以上」の高受給者層においても「貯蓄」が65.6%と突出しており、先行きの不安が顕著に表れている。また、「50万円未満」の層は「生活費の足し」が49.3%と最も多く、景気低迷による消費不況が長期化する中で、厳しい経済環境を裏付けた結果となった(図)。低迷する経済環境のもと、PC関連市場においても依然として厳しい状況が見込まれるだろう。ただし、少数派ではあるが、「世帯ボーナス受給額100万円以上」の高受給者層において最も回答が多かった「今は特に欲しい栄品がない」ため「購入予定はない」という事実(図)は、「現在、市場に魅力的な商品がない」という声の裏返しであり、このままではたとえ日本全体の景気が好転しても、長期的に見れば、PC市場だけが浮揚し切れないケースも想定される。ユーザーの消費マインドを喚起するような魅力ある商品作りは、急務の課題であるといえよう。
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