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過去のアンケート集計結果


第8回総研アンケート結果(その1)

「CD-R/RW」の利用状況
  「CD-ROMで読める」ことを強味に浸透



 コンピュータ・ニュース社は、ホームページDailyBCNを利用して、CD-R、CD-RWの購入意欲や利用目的を探るためのアンケート調査を実施した(調査期間98年2月17日〜20日、有効回答数791件)。それによると、現状でCD-RまたはCD-RWを所有しているユーザーは回答者の10%強に過ぎないが、「CD-Rの購入を検討中」、「CD-RWの購入を検討中」との回答が4分の1近くに達した(グラフ)。「興味はあるが購入予定はない」、「興味はない」との回答も約65%に達した。昨年12月に実施した記憶装置の利用状況に関する調査(詳細はこちら)で、MO非所有者の90%が利用意向を持っているのとは対照的な結果だ。

■「静止画・動画の保存」がトップ
 CD-RまたはCD-RWの所有者と、購入を検討している回答者に利用目的を聞いたところ、「静止画・動画の保存」が約30%で最も多く、「HDDのバックアップ」、「PC用プログラムのバックアップ」などが続いた(グラフ)。「静止画・動画の保存」と「HDDのバックアップ」で60%近い比率を占めたことは、インターネットやデジタルカメラなど画像データを保存するための記憶装置・媒体としてMOなどと同様に普及が進んでいることを示している。注目したいのは、「PC用プログラムのバックアップ」、「音楽用CDの複写」、「ゲーム用ソフトのバックアップ」との回答の合計が約35%に達した点である。
 記録したデータをCD-ROMやCDプレーヤーで読み出せる特性からは当然の結果とも言える。購入者がプログラムのバックアップを取ったり、個人的に利用することを目的に音楽用CDを複写することは違法ではない。ただし、「バックアップや個人的な利用の枠を越えたケースもあるようだ」(秋葉原・専門店)と指摘するショップがあることも事実だ。バックアップや複写が適正なものであるかどうかは別として、今回の調査結果は、このような用途がCD-RやCD-RWの需要の一端を担っていることを如実に反映している。

■メディア価格の低下も追い風に
 CD-R、CD-RWを選択した理由(グラフ)を見ると「CD-ROMで読める」が最も多く、PC本体に標準装備されているCD-ROMと互換性を持っていることが普及に果たした効果は大きい。ついで2番目に多かったのは、「メディアの価格が安い」であった。現在、CD-Rメディアの実勢価格は200円を割るレベルにまで低下しており、中には100円台の前半で売られていることさえある。これは、230MB・MOの約半分、640MB・MOの約7分の1という水準で、非常に廉価な記憶メディアと言える。CD-ROMと互換性を持っていることに加え、メディアの安さがCD-Rの需要拡大に果たしている役割は大きい。
 回答者が購入したCD-R、CD-RWのメーカーで一番多かったのはヤマハ(20.7%)で、ソニー(13.8%)、I・Oデータ(11.5%)などが続いた(グラフ)。ヤマハがトップになったのは他社に先駆けて書き込み4倍速モデルを商品化するなど、高速化に重点を置いた姿勢がユーザーに評価されたためだ。I・Oデータをはじめとする周辺機器専業メーカーの比率がそれほど高くないのは、各社ともリムーバブル記憶装置としてMOに注力してきた結果と考えられる。
 購入にあたって重視する点(グラフ)では、「価格」が40%を超え最も多かった。これは単に安い商品が良いということではなく、同一スペックの商品ならば少しでも売価の安い商品を選択するためである。また、不満な点としては、「書き込みエラーが多く記憶装置として安定性に欠ける」、「書き込み速度が遅く利用にストレスを感じる」などの声があり、安定した動作と書き込み速度の高速化を求める声が目立った。


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