第7回総研アンケート結果(その2)Windows98ユーザーアンケート
Windows98に魅力を感じているユーザーは43.1%に
(調査レポート「CompuWatch for Windows」98年2月号に掲載)
コンピュータ・ニュース社のホームページDailyBCNにおいて「Windows98」についてのアンケートを行った(調査期間98年1月14日〜20日)。有効回答959件の内、Windows95、3.1、DOSユーザーは830件、MacOSやUNIXなど、その他のOSユーザーは129件であった。職業別では技術系会社員が35.0%で最も多く、学生、事務系会社員が続く。ホームページ上でアンケートを実施しているため、会社や学校などでインターネットに接続できる環境があるユーザーが中心だ。PC利用歴も10年以上のユーザーが20%を超えており、マニア層からの回答も多いことがわかる。
現在、WindowsもしくはDOSを利用しているユーザーに「Windows98に魅力を感じているか」を聞いたところ、「非常に感じている」、「感じている」が合計で43.1%となった。しかし、約4分の1となる24.4%のユーザーは「あまり感じない」、または「全く感じない」と回答した(グラフ)。彼らは「今回のバージョンアップは、Windows3.1から95へのバージョンアップに比べて、魅力を感じるほどの機能向上はない。Windows95と最新版のInternetExplorerがあれば、充分事足りる」と考えている。「どちらともいえない」と判断を保留した回答も32.5%を占め、世界的に圧倒的なシェアを持っているOSの新バージョンとしては、もの足りない結果であるといえる。また、MacOSやUNIXなどのユーザーに聞いた「Windows98に脅威を感じるか」との質問では、「全く感じない」、「感じない」の合計が65.9%にまで達している(グラフ)。
利用しているOS別に「Windows95とWindows98の違いを理解しているか」を聞いたところ、「良く理解している」「ある程度理解している」の合計では、Windows/DOSユーザーが多かったものの、「良く理解している」だけに限って見ればMacOS/UNIXユーザーの方が多いという結果となった。他のOSを利用していても「OSとして圧倒的なシェアを持つWindows95や、その後継となるWindows98の存在は常に気になる」、「現在利用していなくても、今後業務などでWindowsを利用する可能性が高い」ことで、Windows98の動向について興味を持っているユーザーが多いことが要因だ(グラフ)。
●発売となっても「様子見」が7割超える
Windows/DOSユーザーに、Windows98発売後、どのくらいの間をおいてから購入するかの問いに対しては、39.8%が「1〜2か月程度様子を見てから」、38.4%が「すぐには購入しない」との結果となった。対して「発売日に購入する」、「発売後すぐ」との回答は、合わせても15.9%にとどまっている(グラフ)。フリーアンサーで聞いたその理由では、すぐに購入しないユーザーは、「バグなどが解消されたバージョンになるまで待つ」、「実際に利用したユーザーの意見を聞いてから」、「Windows95で充分と判断している」、「Windows98は購入せず、WindowsNT5.0が出るのを待つ」とした意見が多かった。また、「発売日」、「発売後すぐ」に購入するとしたユーザーからは「Windows95より安定していると思うから」、「会社で必要だから」、「最新のテクノロジーを誰よりも早く使ってみたいから」、「マイクロソフトが好きだから」などの意見があった。
また、MacOSやUNIXなどのユーザーに「Windows98が発売になったら、購入するか」を聞いたところ、回答数129件のうち「買い換え、現在のOSの利用をやめる」とした回答は皆無で、「購入するつもりはない」が70件で最高であった。ただし、「性能によっては買い増し、買い換えを考える」や「買い増し、現在のOSと併用する」との意見も合計で54件あった。「個人ユースならともかく、業務でもPCを利用している以上、デファクトスタンダードとなっているWindowsマシンを使わないわけにはいかなくなった」、「モバイル機用OSとしては、Windowsマシン以外に良い製品がない」など、MacやUNIXに愛着はあるものの、市場の趨勢を考えてWindows98を検討しているユーザーが少なくない(グラフ)。
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