過去のアンケート集計結果
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第4回BCN総研アンケート結果概要
97年11月30日から12月4日まで実施した、「ディスプレイに関するアンケート」では、906件の回答をいただきありがとうございました。(回答者データ) 調査結果の要約を以下に掲載します。
1.利用しているディスプレイ
現在利用しているディスプレイのタイプでは、17インチCRTが45.8%、15インチCRTが30.4%となった。大画面に対するニーズがここ数年急速に高まり、PCの標準的なディスプレイサイズが15インチから17インチに移行していることがわかる。これをユーザーの利用しているOS別に見ると、Windows95ユーザーの17インチ利用率が46.2%であるのに対し、MacOSユーザーの17インチ利用率は41.1%と若干少ない。逆に、21インチではWindows95ユーザーの2.5%に対してMacOSユーザーでは約2倍の4.7%となった。MacOSユーザーはコンピュータ・グラフィックスなど、画像処理に関心を持つユーザーが多いことが大画面ニーズの高さに結びついている。(利用しているディスプレイ)
2.液晶ディスプレイへの関心
液晶ディスプレイについては全体の66.7%が「関心がある」と回答した。前述の「利用しているディスプレイタイプ」によれば、ノートPC付属分を含めても、液晶ディスプレイ利用者は1割強しか存在していないが、ユーザーの関心はかなり高いものであった。(液晶ディスプレイの関心度)
また、液晶の特にどのような点に関心があるかとの質問に対しては、総回答数906件中「設置面積が少なくて済む」、「軽くて持ち運びが便利」などの筐体サイズに関する回答が52.8%と圧倒的で、続いて「カラーが奇麗」、「見やすい」などの画質に関するものが8.2%、「目に良い」、「電磁波が少ない」など、身体への影響に関する回答が7.2%で、液晶ディスプレイの持つ利点への関心はかなり高いことが結果に現れた。(液晶ディスプレイの関心点)
3.液晶ディスプレイの不満点
液晶ディスプレイの不満点のうち、回答数の多かったものを表にまとめたが、「最近になって、TFTで20万円を切る価格帯のものが発売されたが、これでもまだ個人が手を出せる金額ではない」などの意見が多い。
実際に利用しているユーザーがあげた機能的な不満点としては、「外光によって、画面が見にくくなる」、「残像が残ってしまうため、ゲームなど表示の高速性が求められるソフトには向かない」、「低解像度までしかサポートしていない機種が多い」などがあった。液晶のタイプで見るとTFTユーザーは画質に関する不満は少ないが、DSTNユーザーからは「安いと思ってDSTNを購入したが、後悔している。特に発色が悪いのが我慢できない。少しくらい高くついてもTFTを購入するべきだった」との意見があった。DSTNは改良が加えられ、以前と比べれば画質が向上しているが、それでもユーザーが満足するほどの画質には達していないようだ。
「購入時にドット欠けがあったのだが、メーカーにクレームをつけても許容範囲内と言われて初期不良交換に応じてもらえなかった」との不満もあった。液晶ディスプレイは技術的に多少のドット欠けはやむを得ないものであるとの認識がメーカー側にはあるが、ユーザーは完全なものを求めており、これが不満として現れた。
現在の液晶ディスプレイは、ユーザーには十分な関心を与えるものであるが、個人ユーザーまで普及するためには、技術的な課題が多数残されている結果となった。
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