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過去のアンケート集計結果


次世代インターフェィスについて

USBは本格的普及期に、IEEE1394はまだ模様眺め

(「INDICATOR」99年4月号掲載分より抜粋)


 煩雑になりがちな、PCと周辺機器との接続ケーブルを統一化した、次世代インターフェイスとして、USBやIEEE1394(FireWire、iLink)を搭載するPCが増加しつつある。そこで、この次世代インターフェイスの普及度合を探るため、ユーザーアンケートを実施した。その結果、現在USBを利用している回答者は20.3%で5人に1人が利用しているのに対して、IEEE1394を利用している回答者は1.3%にとどまっていることがわかった。これらの結果から、USBは本体への標準搭載、対応周辺機器の増加で本格的な普及期に入っており、市場への急速な浸透が予想されるが、IEEE1394はまだ普及まで時間がかかると推測される。


[ユーザーアンケートのプロファイル]
取得方法:ホームページ(DailyBCN)でのアンケート
調査期間:99年3月26〜29日


■USBの認知は67%、利用者は20%超
 まず、USBとIEEE1394両者の知名度についてみてみよう(グラフ)。USBでは「詳細まで知っている」が17.4%、「ある程度知っている」が49.6%となり、合計すると過半数を超える67%の回答者がUSBについて認知していることがわかった。これに対し、IEEE1394については「詳細まで知っている」は8.9%、「ある程度は知っている」が24.0%となり、IEEE1394を認知している回答者は30%強にとどまっている。IEEE1394は名称が「FireWire」、「iLink」、「DV端子」などまちまちであり、それがユーザーの認知を阻害している一因となっているようだ。
 一方、実際の利用状況では、USBの利用者が20%を超えているのに対し、IEEE 1394では1.3%ときわめて低い数値となった(グラフ省略)。これは、IEEE1394を標準で搭載しているPCが、まだアップルとソニーの2社に限定されていることが大きく影響している。また、USB、IEEE1394ともに「わからない」とした回答者が20%前後あることも目立つ。初心者にとっては「もともとPCについていた接続ケーブル」としてのイメージがあり、それがUSB、FireWire、あるいは既存のSCSIケーブルであるかどうかまで意識していないことが「わからない」という回答が多い要因だ。

■50%超がUSBの利用に意欲的な姿勢
 「今後、USBやIEEE1394を利用したいか」という設問ではUSBで「非常に使いたい」が17.1%、「使いたい」が39.6%と高い数値を示した(グラフ)。これにはWindows98から正式に対応開始となったことやiMacの標準インターフェイスに採用されたことで普及が進んだことと、インターフェイスそのものの信頼度が高まったことが影響していると考えられる。これに対してIEEE1394については、「非常に使いたい」は8.3%、「使いたい」も14.2%にとどまり、「どちらとも言えない」と判断を保留した回答者は過半数を大きく超える74.2%を占めた。これらの回答者からは、「IEEE1394はまだ対応機器も少なく、実際にどのくらい使えるものなのかわからない」、「USBの拡張規格であるUSB2.0の動向を見てから判断したい」などの声があがっている。  USB搭載機の出始めはトラブルも多かったが、Windows98発売以降のUSB搭載周辺機器が急速に増加し、信頼度もアップしている。USBの利用者は20%を超え、本格的普及期に入ったと考えられる。ただしIEEE1394については、まだまだ普及には時間がかかるものと推測される。


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