過去のアンケート集計結果
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CD-R/RWのユーザーアンケート
(「CompuWatch for Storage」98年12月号掲載)
非所有者の3分の2に購入意欲あり
CD-R/RW所有者の動向と、未所有者の購入意欲を探るため弊社のWeb上でアンケートを実施した。その結果、(1)CD-RまたはCD-RWを所有している回答者は合計で19.5%とほぼ全体の2割に達している、(2)書き込み・読み出しの速度が速いという点からCD-Rの人気が高い、(3)未所有者の67.2%がCD-RまたはCD-RWの購入に意欲的である、ことなどがわかった。
[ユーザーアンケートのプロファイル]
調査方法:BCNホームページ(Daily BCN)
調査期間:98年12月8日〜11日
有効回答:1027件
回答者の性別:男性78.1%、女性20.8%、無回答1.1%
回答者の利用するOS:Windows95 50.7%、Windows98 29.6%、MacOS 8.8%、WindowsNT 6.8%、その他4.1%
回答者全員を対象に聞いた、CD-RおよびCD-RWの所有状況(グラフ)では、「CD-R」が13.5%、「CD-RW」が4.6%、「CD-R/RWの双方を所有」が1.4%で、合計すると19.5%の回答者が、CD-R/RWを所有しているとの結果となった。CD-R/RWは、ここ数か月で急速に価格が低下し、現在では読み出し8倍速、書き込み2倍速のCD-Rであれば3万円代前半の実勢価格で購入できるモデルが出てきていることなどから、手軽に購入できる記憶装置との位置づけとなり、これがCD-R/RWの所有率の高さに結びついているものと推測される。
CD-R/RWの所有者に聞いた購入目的(グラフ)では、「HDDのバックアップ」、「大容量コンテンツの保存」についてはCD-RとRWに大きな差はないが、「画像データの保存」では、CD-RがRWを大きく上回っている。逆に「音楽用CDの作成」ではCD-RWがRを上回る結果となった。CD-RWドライブでRW用のメディアに記録した場合、一般の音楽用CDプレイヤーで再生することができないため、一見するとRWで「音楽用CDの作成」が多いという今回のアンケート結果は矛盾したものに見える。だが、現在市販されているほとんどのCD-RWドライブではCD-Rメディアも利用可能であるため、「自作した音楽などを蓄積する際にはCD-RWメディアを利用し、他人に配布するときにはCD-Rメディアを利用する」という使い分けをしているユーザーが多いものとみられる。
また、CD-Rドライブの利用者に「画像データの保存」が多いのは、「インターネットなどから入手した画像データを保存することが目的で、一旦保存したデータを後で変更することは無い」というユーザーが多いことが要因だ。ただし、「同じ画像データでも、自分で描いた画像をメインに記録するユーザーは、書き換えのできるCD-RWを利用している」との意見もあり、データを収集することが目的のユーザーは書き込みが速いCD-Rを、作成データの保存が目的のユーザーは書き換えが可能なCD-RWを選択しているようだ。
次に、現在利用しているCD-R/RWについて書き込み速度(グラフ)と読み出し速度(グラフ)を聞いた。その結果、CD-Rの書き込み速度では「3〜4倍速」が最も多いのに対して、CD-RWでは「2倍速以下」が過半数を占めた。読み出し速度についても、CD-Rでは「8〜16倍速」、「16倍速以上」の合計が30%弱あったのに対して、CD-RWでは「8〜16倍速」、「16倍速以上」の回答は5%に満たなかった。
また、CD-R/RWそれぞれの利用者に聞いた「CD-R、CD-RWの不満」(グラフ)でも、CD-RWユーザーはCD-Rユーザーよりも「書き込み速度が遅い」ことが不満であるとの声が多かった。メディアにデータをフルに書き込んだ場合、CD-Rで主流を占める「3〜4倍速」では、単純計算で20〜30分で済むものが、CD-RWの主流である「2倍速未満」では40分近くかかることになるため、速度に対する不満が高くなっている。
さらに、現在CD-R/RWを所有していない回答者に「CD-RまたはCD-RWを欲しいと思うか」(グラフ)を聞いたところ、「CD-Rが欲しい」(14.2%)、「CD-RWが欲しい」(24.8%)、「R、RWのどちらかが欲しい」(28.2%)の合計が67.2%と3分の2を超えた。これら「欲しい」とした回答者に聞いた「CD-R/RWを欲しいと思う理由」(グラフ)では、「大容量の記憶が可能」が49.3%、「メディアが安い」が17.7%となった。現在、650MBのCD-Rメディアの価格は1枚200〜300円で、1MB当たりの価格は1円を下回っている。このことから「保存メディアとしては大容量でしかも安いことが魅力であると感じる」という回答者が多かった。また、「CD-ROMがあればデータを読み出せるので汎用性が高い」、「音楽データの場合、通常の音楽用CDプレイヤーでも聞けることが魅力」といった回答者も多い。
一方、CD-R/RWを「欲しくない」とした回答者にその理由を聞いてみると(グラフ)、最も回答が多かったのが「必要ない」で、ワープロや表計算など、それほど大きなデータ容量を必要としないユーザーには、CD-R、RWは不要であるとの意見が多い。また、「他の記憶装置より機能が劣る」との回答も28.9%と多かった。CD-R/RWはCD-ROMとのデータ互換性を重視したことで、読み書きの速度や使い勝手、一部の機能がMOやZIPなどと比較して劣っていることがその要因だ。
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