過去のアンケート集計結果
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「年賀状ソフトについて」のユーザーアンケート
(「CompuWatch for BusinessSoft」98年11月号掲載)
「筆まめ」が人気、シェアともNo.1に
需要のほとんどが年末商戦に集中する年賀状ソフトの購入予定について、弊社ホームページ上でアンケートを実施した(有効回答数879件)。その結果、(1)回答者の54.6%の人が既に購入したり何らかのかたちで関心を持っている、(2)回答者の44.4%に購入経験があり、アップグレードの需要が高い、(3)「筆まめ」が他のソフトを圧倒して人気、シェアともにNo.1であることなどが明らかになった。
[ユーザーアンケートのプロファイル]
調査方法:ホームページ(DailyBCN)でのアンケート
調査期間:98年11月16〜19日
調査対象:年賀状ソフトの購入予定
有効回答:879件
回答者の職種:技術系会社員22%、PC技術系会社員15%、事務系会社員15%、専業主婦7%、学生6%、公務員6%、その他会社員6%、自営業5%、パート・アルバイト5%、教員2%、PC技術系自営業1%、PC販売業1%、マスコミ関係1%、その他8%
回答者のPC暦:3年未満25%、3年以上6年未満23%、6年以上10年未満20%、10年以上30%、その他2%
まずは、「今年の年賀状ソフトの購入予定」について聞いてみた(グラフ)。「購入予定なし」が全体の45.4%を占めているものの、「既に購入した」が21.2%、「購入を本格的に検討」が4.2%、「購入を考えている」が11.5%となっており、「関心はある」の17.7%とあわせると、全体の54.6%の回答者が何らかのかたちで年賀状ソフトに興味を持っていることがわかる。
さらに、「過去の購入経験」を聞いてみると(グラフ)、「ある」と回答した人が44.4%で、「ない」が53.7%という結果になっている。「今年の年賀状ソフトの購入予定」と「過去の購入経験」をクロス集計してみると、「過去の購入経験」が「ない」と答えている人の22%が「今年の年賀状ソフトの購入予定」で「関心がある」と答えており、今後の新規需要が期待できそうだ。
だが、既に購入した人に、その購入形態を聞いてみると(グラフ)、「新規購入」が12.6%、「乗換え」が20.0%、「アップグレード」が67.4%と、圧倒的にアップグレードの比率が高くなっている。このことから年賀状ソフトの需要は、既存ユーザーに支えられていることが見えてくる。また、販売店からも、「最初アップグレード版から売れはじめ、徐々に新規購入の比重が高まる」、「筆まめには古くからのユーザーがおり、アップグレード版がよく売れる」と、この傾向を裏付けるコメントがあがってきている。
では、ユーザーの購入するソフトを具体的に見てみよう。まず、「過去の購入ソフト」(グラフ)ではクレオ「筆まめ」が48.8%と圧倒的な強さをみせ、2位のメッツ「筆自慢」15.0%、3位のアジェンダ「宛名職人」9.0%を大きく上回ってる。また、「今年購入もしくは購入予定のソフト」(グラフ)でも、「筆まめ」が46.7%と人気が高く、「筆自慢」の13.7%、アスキーサムシンググッド「筆王」の8.9%、「宛名職人」の8.6%の順で続いている。実績、人気共に「筆まめ」がトップになっている。
BCNランキングで、実際の年賀状ソフトのベンダー別週次シェア推移を見てもこの傾向は明確に表れてきている(グラフ)。「筆まめ」が発売された10月第1週以来、クレオが他をよせつけない強さを見せ、トップを維持。10月19日の週には、「筆まめ」に不具合が発覚し、店頭からパッケージが下げられたことで、一次的にシェアを落としたものの、その後、速いスピードで立ち直り、高いシェアを確保している。一部の販売店からは「筆まめの人気は高いが、バグ騒動からややトーンダウン。修正CD-ROMが添付されたが売れ行きに水を差した」と厳しい指摘も聞かれるが、多くのショップでは、「筆まめがダントツで売れている」「筆まめ、筆王の順で人気がある」、「筆まめは発売当初、バグが見つかり店頭からなくなったが、修正版の投入が早かったことでシェアをキープしている」とみている。
いずれにしてもアップグレードが主体の年賀状ソフトでは、最初の発売以来、9年目を迎える「筆まめ」の歴史の長さが、プラス要因になっていることが見えてくる。
年末商戦は、年賀状ソフトだけでなく、インクジェットプリンタ最大の需要期となる。そこで年賀状ソフトとプリンタの同時購入についても聞いてみた(グラフ)。だが、アンケートでは、同時購入「する」という回答は17.5%にとどまり、同時購入「しない」が75.6%と大多数を占める結果となった。
販売店の中には「プリンタを買いにきたお客さんに毛筆ソフトを薦めると、2割から3割の人が買っていく」というところもあるが、多くは「プリンタとのセット販売はなく、ほとんどが単品での販売になっている」という。その理由は、「プリンタに、毛筆印字ソフトが付属しているので、それに満足するユーザーが結構いる」ためだ。高画質インクジェットの販売増加が年賀状ソフトの販売に追い風になるとはいえなくなってきているようだ。
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