過去のアンケート集計結果
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自作PCについてのユーザーアンケート
(「CompuWatch for PersonalComputer」98年11月号掲載)
自作経験者の80%以上に再製作の意志
自作PCの動向を探るため、ユーザーを対象にアンケートを実施した(有効回答975件)。その結果、(1)ほぼ半年前に実施した2月の調査と比較すると、PCの自作経験者の比率に大きな変化はない、(2)「初めてPCを自作した時期」では、98年にPCを初めて製作した回答者が30%を超えた、(3)今後さらにPCを自作したいと考えている自作経験者が80%を超える、ことなどが明らかとなった。
[ユーザーアンケートのプロファイル]
[98年10月]
調査方法:BCNホームページ「DailyBCN」
調査期間:98年10月26日〜30日
有効回答:975件
回答者の性別:男性77.1%、女性22.3%
回答者のPC利用歴:3年未満35.1%、4〜6年18.2%、7〜9年13.9%、10年以上31.1%
[98年2月]
調査方法:BCNホームページ「DailyBCN」
調査期間:98年2月16日〜20日
有効回答:1119件
回答者の性別:男性84.4%、女性14.8%
回答者のPC利用歴:3年未満30.5%、4〜6年15.7%、7〜9年15.5%、10年以上25.6%
「PCの自作経験」(グラフ)については、「自作経験あり」が16.7%、「興味はあるが作ったことはない」が65.3%となっている。2月の調査と比較すると、どちらもわずかながら減少している。一般に、自作PCを製作するユーザーは増加していると言われているが、今回のアンケートに限って見れば、PCユーザーにおける、自作経験者と自作希望者の比率にはこの半年間では大きな変化がない。
ただし、自作経験者に「初めてPCを自作した時期」(グラフ)を聞いたところ、「96年1月〜6月」が7.5%であったのに対して、「98年1月〜6月」には22.3%と急増し、期の途中であるため4カ月しか期間のない「98年7月〜10月」でも16.1%と、この1年以内に初めてPCを自作した回答者が30%を超えている。96年1月から半年ごとに見た自作PCユーザーは確実に増加していると言える。
自作経験者の「製作したPCの台数」(グラフ)を、「初めてPCを自作した時期」とクロス集計した。その結果、「96年7月〜12月」にPCを初めて自作した回答者のうち55.6%が、「3台以上」と回答している。初製作が「96年1月〜6月」であった回答者を除けば、自作歴の長い回答者ほど自作台数は多い。「今後さらにPCを自作したいか」(グラフ)の質問でも「作る予定がある」(32.9%)、「作りたいと考えている」(51.2%)で、80%を超える回答者が、さらに自作をしたいと考えていることがわかる。これは、「PCを自作するユーザーはパーツの入れ替えに積極的で、ハードディスクやCPUなどの拡張を頻繁に行う」のに加え、「ハードの拡張で残った古い部品を活用して別のPCを組み立てる」ユーザーが多いことによるものだ。
自作経験者に聞いた「自作に踏み切った理由」(グラフ)では、2月の調査と同様に「目的にあったスペックが可能」(34.6%)、「低予算で済む」(27.8%)が上位となった。ただし、この2項目は2月と比較して若干比率が減少している。「作るのが楽しい」(16.7%)は比率を高めている。また、2月に2.0%にとどまっていた「雑誌記事に触発されて」が、今回の調査では4.3%とほぼ倍増している。これは、最近になって各PC雑誌などが積極的に自作PCを記事に取り上げるようになったためだ。
自作経験者と、「興味はあるが作ったことがない」回答者(非経験者)それぞれに、「自作PC1台あたりの予算」(グラフ)を聞いた(非自作経験者の場合は自作をすると仮定した場合の予算)。自作経験者、非経験者共に「20万円未満」が最も多く、「10万円未満」が続いた。ただし、非経験者では「16万円未満」の回答も多い。逆に、自作経験者では「8万円未満」の低予算派や「30万円以上」の高額予算派が非経験者に比べて高い。
このことから、非経験者が1台目の自作PCにかける予算は10万〜20万円に集中しているが、自作経験者が2台目以降に製作するPCについては、一定水準のスペックでよりローコストを追求するユーザーと、予算に糸目をつけずにハイスペックを求めるユーザーとにわかれていると判断できる。
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