過去のアンケート集計結果
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ディスプレイユーザー調査
(「月刊BCN」98年9月号掲載)
液晶ディスプレイへの注目度上昇、本格的な離陸期は間近に
コンピュータ・ニュース社のホームページ「DialyBCN」において、インチ別設置状況、買い換え時の重視点、液晶ディスプレイに対する関心度など、「ディスプレイの利用、意識に関するユーザー調査」を実施した。この調査を通じて明らかになった点は、(1)利用しているディスプレイではWindows95ユーザーに比べ、MacOSユーザーの方が大画面ディスプレイの利用率が高い、(2)液晶ディスプレイの関心度が半年前に実施した同様の調査に比べて高まってきた、などである。特に、液晶ディスプレイに対する注目度は上昇、価格次第で、今後一気に市場が開ける可能性を示す結果となった。
現在、「利用しているディスプレイ」(グラフ)では「17インチ」が52.6%と過半数を超えた。回答者が異なるため単純には比較できないが、97年11月30日〜12月4日に実施した同様のユーザー調査(有効回答906件)では、「17インチ」との回答は45.8%で、半年間で6.8ポイント比率が上昇した。
「利用しているディスプレイ」を、回答者の利用しているOS別に集計すると(グラフ)、17インチはWindows95とMacOSで0.4ポイントの差にとどまっている。17インチに関してはOSによる違いが見られない結果となった。15インチではMacOSが20.4%であるのに対し、Windows95では28.6%となった。Windows95には、PC本体にディスプレイがセットされているモデルが多いが、Windows95発売による爆発的なPCブームの時期に主流であったディスプレイセット型PCの大半が、15インチであったことが要因である。逆にPerformaなど14インチをセットにしていたモデルが多いMacOSでは14インチの比率がWindows95に比べて高い。
20/21インチでは、MacOSが4.3%とWindows95の1.5%を上回った。Macは、DTPやCGなど画像処理に強いPCであり、その用途でMacを利用しているユーザーにはより大画面のディスプレイが必要であるためだ。
●買い換え時は「価格」を最優先
「買い換え時の重視点」を、「価格」、「全体の画質」、「筐体サイズ」、「画面サイズ」、「表示のシャープさ」、「表示の色合い」の6ジャンルでそれぞれ聞いた。回答を点数化して、その平均値を見ると(グラフ)、全ての項目において、「重視する」である4点を上回る結果となった。これを細かく見ると、「価格」が4.57点で最も高い。景気の不透明感で、PC関連機器にかける予算を可能な限り節約したいと考えるユーザーが多いことが反映されたと言える。「筐体サイズ」は4.10点で6項目中では最も低い数値となった。「価格が安く、一定の性能があれば筐体サイズはそれほど重要視しない」ことを示唆していることになる。
●液晶ディスプレイへの関心が高まる
「液晶ディスプレイに関心があるか」(グラフ)では、「非常にある」と「ある」が共に35.1%となった。97年11月30日〜12月4日に実施したほぼ同様のアンケートと比較すると、97年末は77.5%であった「(関心が)ある」との回答が、現在では84.5%と、ほぼ半年間で7.0ポイント上昇している(グラフ)。これは、(1)液晶ディスプレイメーカーが積極的な広告展開を行い、認知度が高まった、(2)定価ベースで10万円を切るTFTモデルが発売となったことで一般のユーザーにも手が届くようになった、ことが要因だ。リテールランキングを見ても、液晶ディスプレイの売価が10万円台前半まで下がった98年5月頃から急速に構成比率が高まっており、売価の下落が普及に弾みをつけることは間違いない。
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