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2006年3月10日発表 PDF版
CPU販売量、デスクトップPCの4割に匹敵する規模に
1月はPentium-4が約3割を占有、デュアルコアのPentium Dも10%超す
株式会社BCN(本社:東京都文京区、代表取締役社長 奥田喜久男)は、BCNランキングをもとにCPUの販売動向を集計した結果、ここ数ヵ月はデスクトップPCの約4割に匹敵する販売量に達しており、アイテム別ではPentium-4が約30%を占有、昨年春に販売を開始したデュアルコアのPentium Dが10%を超えて順調な伸びを示している。CPUの販売量がそのまま自作PC市場に該当するとは言い切れないが、自作市場がデスクトップPC市場の4割前後に相当する規模にあることを示している。
(問合せ先 BCN・田中 繁廣)
デスクトップPCと単品CPUの販売量を示したのが図表1で、半年ベースで見ると前期(05/8月-06/1月)はデスクトップ販売量を100とした場合の単品CPUの販売指数が40、前々期(05/2月-7月)は41であった。単品CPUはデスクトップの約4割にあたる台数規模を持つことなる。
単品CPU購入者のすべてがPCの自作に直結すると捉えるのは早計だが、ショップ関係者の話を総合すると、自作目的がほぼ100%を占めるとの見方で一致する。自作ユーザーは、CPUやマザーボードなどコアとなるパーツに関しては最新スペックを選択するのが一般的で、半完成品といえるベアキットにCPUを別途購入して自作するユーザーも少なくない。このため自作市場を推し測るうえでもっともポイントとなるのはCPUの販売量であることは確かで、少なくとも自作市場はデスクトップの約4割に匹敵する市場規模を有している、とみていい。
CPUのアイテム別の動向では、Pentium-4が、1月は30%を割ったとはいえ引き続き優位性を維持する。これに続くのは、廉価性のあるデスクトップ対応のCeleron D、64ビットのAthlon 64、デュアルコアのPentium Dが上位を占める。特に昨年春に販売が始まったPentium Dは月を追うごとに構成比率を高めており、1月は12.8%に達した(図表2)。
Pentium Dと同時期に販売が始まったIntel 945Gチップセット搭載のマザーボードの売れ行きも好調で、現在は945GマザーとPentium-4の組み合わせが主流となっている。ただ、CPU価格がこなれていくことでPentium-4からPentium Dへとシフトしていくのは確実で、CPUの世代交代のスピードは価格次第と見ていいだろう。
06/1月における単品CPUとデスクトップPC搭載CPUをまとめたのが図表3で、格差は色濃く現れている。Pentium-4とCeleron Dの構成比率をみると違いは歴然で、デスクトップ搭載CPUでは前者の比率は低く、後者は圧倒的に高い。ともに2倍以上の開きを示している。スペックを重視する自作と、トータルコストを抑える傾向にあるデスクトップPCとの違いが、CPUからも読み取れる。
図表1 CPU販売量(デスクトップPCとの相対比較)
図表2 単品CPU主力アイテム別の構成比
図表3 06/1月のCPU別比較
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